長屋クイズアリーナ4を作ろうかと思っています
告知したいことは標題で終わりです。
以下「開発運営の雑感」「なぜ NQA4 を作るのか」についてつらつら書きますが、まあただの日記ですんでお暇な方だけどうぞ。
開発運営の雑感
文中に「長屋クイズアリーナ」が頻出して鬱陶しいので以下 NQA で通しますが、みなさんは「長屋クイズ」って呼んであげてくださいね。 僕が Twitter で検索するときに困るので。全部読んでるぞ。
さて、NQAβ がいつ生まれたのかは忘れてしまった*1ので正確なところは分かりませんが、僕はかれこれ3年くらい長屋を運営してるらしいです。
3年???マジ???
3部屋動いてんのビビる pic.twitter.com/ztUim7yAFp
— ぽーまん (偽物) (@penpen_png) 2017年2月3日
うわっ、マジだ。
NQAβ の頃は友達の友達がギリ知ってる程度のツールでしたし、ご覧の通り多くて3部屋開くかどうかといったところでしたが、誰が言いふらしたのか、最近は休日には30部屋ほど開くようになりました。
加えて、NQA を会場とした企画が立ったり、バーチャルな配信者さんの配信に登場したり、NQA で使える物理ボタンが作られたりと、NQA が世に受け入れられている様を実感できる出来事も増えて開発者としては喜ぶことしきりです。 本当にありがとうございます。
今後も趣味の範囲で頑張っていきますんでよろしくお願いします。
なぜ NQA4 を作るのか
なぜ NQA3 をアップデートするのではなく NQA4 を作るのか。 その理由の大本は大きく分ければ2点です。
- 今構想中のルールを NQA3 に実装しようとすると、サーバーサイドに大きな改修が必要
- スマートフォンへの真面目な対応を考えると、クライアントサイドに大きな改修が必要
ちょっぴり技術的な話になるので噛み砕きますが、大雑把な話 NQA は2つのプログラムが協調する形で動いています。 それぞれサーバーサイドのプログラム・クライアントサイドのプログラムと呼ばれるものです。
で、今後実装したい機能のことを考えると両方とも大きく作り変える必要があります。 しかし、2つのプログラムは協調しているので、片方を修理するときにはもう片方との整合を取る必要があり、もう片方の修理に取りかかれば既に修理したはずのもう片方との整合性に気を払う必要が出てきます。 それならばいっそ作り直した方が……というのが NQA4 を作る理由です。
以前 NQA3 が完成した直後あたりに書いたエントリやらでは「使いやすくするように頑張りました」みたいなことを言ってましたが、まあ実際使ってみれば不便なところが目につくようになってきました。 作り直しついでにそのへんも改善していきたいと思っています。具体的には、
- 入室ごとに個人設定をやり直すのは不便
- メニュー項目がアイコンだけだとやっぱり分かりづらい
- チャット解答の人とボイス解答の人を簡単に区別する仕組みがほしい
- 解答時、スルー時のカウントを取りたい
- 問題数限定のカウントを取りたい
- ルール提示はゲーム開始前に任意で行いたい
- ボード採点方法が分かりづらい
- ボード正誤判定後にやんややんや言う時間がほしい
- バグを検出する手段が整っていないので対応が遅れる
とか。
しばらく特に不満が聞こえてこなかったので油断してましたが、自分で使ってると出るわ出るわといった感じです。 ユーザの不満の声って思っていたより開発者に届かないなというのが、NQA 開発を通して得た学びのひとつですね*2。
今のうちに使いづらいポイントをアピールしておくと 4 では直っているかもしれません。 でも、あんまりたくさん届くと泣いてしまうのでいじめないでください……。
NQA4 はいつ完成するのか
そんなわけで今は NQA4 の設計をやっているところですが、いつ完成するのかはまったくわかりません。 やりたいことが多い割に、学生のときほどは時間が取れませんから*3。 1年はかかるんじゃないかなと思っています。 しばらくの間 NQA3 のアップデートペースはがたんと落ちると思いますが、どうかお目溢しを……。
ところでまだ作ってもいないのにこんなこと言うのはアレですが、ナンバリングタイトルをナンバリングしない人*4の気持ちがちょっとわかってきました。 4まで続くと NQA4 って名付けるのちょっと味気ないなって思っちゃいますね。DQやFFは偉いよ。